「ヒアルロン酸」カテゴリーアーカイブ

【解説】機能性表示食品に係る届出に関するガイドライン④

share on SNSTweet about this on TwitterShare on Google+Share on Facebook

機能性表示の解禁からちょうど一ヶ月が経ちました。
このブログでも過去何回かに渡って機能性表示関連の話をしてきましたが、実際に動き始めると当初と印象が変わりますね。

5/8時点で、届出が受理されたは21商品まで増えてきました。
届出自体は100以上されたことを考えると、承認率は20%弱といったところでしょうか。

目立つのは脂肪燃焼系の成分とヒアルロン酸

脂肪燃焼系ではトクホでもお馴染みの『難消化性デキストリン』が目立ちますね。
食後の血糖値が気になる方に、脂肪の吸収を抑える、と言えるわけです。

キリンの『生茶』、『パーフェクトフリー』などが難消化デキストリンを使っています。
一方ヒアルロン酸は「皮膚の水分量を高める効果」について言及しています。
キユーピーや森下仁丹がヒアルロン酸関係の商品を出していますね。
上記の同成分に関して提出された論文はほぼ同じものだと推察されます。
例えば、キユーピーが他社に研究論文を売れば、買手側も同じ効果効能を言えるわけです。

原料メーカー側でもビジネスのタネが一つ増えるってことですね。
早々に受理された商品は、6月初旬には店頭や広告で見かけることになるでしょう。

 

受理されても安心できない

届出番号A8の蹴脂粒の関与成分が問題となっています。
これはリコムという会社が出した商品で、エノキタケ抽出物という成分がトクホで安全性が問題視され、商品化に至らなかった過去があります。
にも関わらず、機能性表示だと通ってしまったのです。
機能性表示の元々の目的は、企業の責任において、届出を行うこととなっており、トクホのように国主導で許可を出すことではありません。

新聞記事には行政がしっかり介入すべきだと書いてありますが、
正確性とスピード感とのトレードオフになるので、市場拡大のためにやむを得ないところもあると思います。

色々動きが出てきて健康食品業界も面白くなってきました。
業界に携わる身として、この動きが日本人の健康寿命を延ばすための一助となればいいと思っています。

share on SNSTweet about this on TwitterShare on Google+Share on Facebook

元気の秘密は鮫にあり!スクワレンの話

share on SNSTweet about this on TwitterShare on Google+Share on Facebook

★★★☆☆

サメ軟骨のすごい話

サメと言えば映画「ジョーズ」のような人食いザメのイメージですが、古代から生き延びているこの生物は、ある驚くべき成分を体内に有しています。

その一つが「サメ軟骨」。
驚くべきことに、キューバで末期がんの患者に16週間に渡って、サメ軟骨の粉末を飲んでもらったところ、歩けなかった男性がジョギングをするくらいにまで回復したという事例があります。

このニュースは1993年に全米で流れ、世界各国で報じられたことで、一躍サメ軟骨がガンに効果があるとされました

ガンにまつわるサプリメントは今までも手を替え品を替え様々な商品が出てきましたが、信憑性が高い成分として注目されています。

とはいえ、ガンの患者に100%効果がある訳ではないので、やはり効果・効能としては弱い印象を受けます。

栄養たっぷり!サメの肝油

実は鮫は軟骨以外にもう一つ、健康に役立つ成分を持っています。それがサメの肝臓内にある「肝油」と呼ばれるものです。

この肝油は健康を維持する成分として、日本でも戦前から親しまれてきました。

深海ザメは高水圧、低酸素、光の届かない厳しい環境の中でも活動できる特殊な機能を持っており、その秘密が大きな肝油の蓄えられている肝臓にあるのではないかと考えられています。

良質なサメの肝油には、元気に年齢を重ねていくための大事なスクアレンと呼ばれる成分がたっぷり含まれているのです。

 

スクアレンの驚くべき効能

スクアレンとは深海鮫の肝臓を絞って得られる油(=肝油)の主成分です。

過酷な環境で生き抜くために肝臓が重要な役割を果たしていると考えられており、古くから漁師などが健康維持のために活用してきました。

油っぽい食事が多い人や酒、タバコを日常的に楽しむ人にはうってつけです。

また、スクアレンは、皮膚を滑らかにし、潤いを与え健康な皮膚を維持する役目も持っています。

どれだけ影響を与えているかは、ヒトと霊長類を比較すると良く分かります。ヒトの皮脂には約12%のスクアレンが存在しているのですが、一方の霊長類のサルやゴリラの皮脂には0.1%のスクアレンしか存在しません。

言うまでもないですが、肌を比べてみると人間の方が繊細でキレイですよね。人間のきめ細やかな肌は、スクアレンによって形作られているのかもしれません。

 

 

ちなみに皮脂が加齢により減少していることからスクアレンの分泌量も加齢と共に減少していくという研究結果があります。

つまり、ヒアルロン酸やコラーゲンのように、不足により、肌荒れが気になったりハリツヤがなくなったりと、美容面での様々な影響が出てきそうです。

ということで、鮫肝油を摂取したいわけですが、中々「鮫料理」なんてないですよね。
・・と思ったら、まさかのクックパッドに載っていました。

サメのレシピ

 

もしかしたら、得意料理だと言う人もいるかもしれませんが。。
でも、日常的には食べないはず!

サメの他にも、スクアレンを多く含んでいる食品は、オリーブオイル、アボカド油などあります。
その中でも含有量でサメの肝油は群を抜いています。

今は多くの鮫肝油サプリが出ているので、気になる方は試してみると良いでしょう。



share on SNSTweet about this on TwitterShare on Google+Share on Facebook

巷のウワサは嘘ばかり!ヒアルロン酸の正しい情報

share on SNSTweet about this on TwitterShare on Google+Share on Facebook

★★★★★

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸はムコ多糖類の一種で、人体の皮膚や関節の滑液、
臓器など様々な部位に存在する物質です。

歳を取ると体内から減少する為、健康食品で摂取しましょう!
という広告を所々で目にしたことのある方も多いでしょう。

年齢別に見てみると、赤ちゃんの肌が最もヒアルロン酸を含んでいるそうです。


アンチエイジングや美肌の代名詞として有名ですが、関節炎にも効果があると言われています。
最近ではグルコサミン商品に配合されたりもしますね。

低分子化しても意味がない?

ヒアルロン酸は分子量が大きく、口から飲んでもほとんど吸収されないので、
多くの製品には「低分子化しています」という文字が踊っています。

しかし残念なことに、低分子化しても高分子化でも、
口から摂取すると消化管で分解されてアミノ酸とブドウ糖になるだけなのです。

先にご紹介したコラーゲンと同じ原理ですね。

ご飯や肉を食べていれば、わざわざ摂取する必要もなさそうです。

保湿効果はあり!

ここまで、ヒアルロン酸は摂取しても意味がない!という話をしてきましたが、保湿効果は確実にあります。

例えば、肌に塗る化粧品などに配合されていれば、効果を実感できることでしょう。

最近は、「ヒアロナノ」というめちゃめちゃ低分子のヒアルロン酸も出てきています。
これらを使用すれば、肌のきめ細かい所までしみ込ませることが出来ます。

しかし、体内に取り入れる分には、あまりおススメはできないということは、
ここまで読んでくださった方なら理解して頂けていると思います。

ちなみにこの話、業界では一般的ですが、消費者の間でも知っている人は知っている話。

あなたは、無駄なサプリにお金をかけていませんか?

share on SNSTweet about this on TwitterShare on Google+Share on Facebook