【コラム】機能性表示と知識と知恵

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昨日から新年度の始まりですね。

と同時に、業界関係者が首を長くして待っていた機能性表示食品の届出等に関するガイドラインもようやく出ました。

既に届け出を済ませた企業もあり、審査期間を踏まえると6月には第一弾の機能性食品が発売されそうです。
今年は健食業界にとって、大きな変化の年になりそうですね。

 

機能性表示についての記事は過去記事に散々書いたので、今日は機能性表示について学んでいる中で、知識と知恵について考える機会があったので、備忘録代わりに書いてみようと思います。

 

 

世紀の失策ゆとり教育

思い返せば学生時代、世紀の失策と言われたゆとり教育の被害をモロに受けたのが我々の世代でした。。
知恵をつけるという名目の意味不明な総合の時間。

考える力=知恵、を蓄える授業ということでしたが、何をやったか全く覚えていません。

唯一覚えているのが、先生達も何をやっていいか分からず、狼狽えていたこと。

今思えば、国が方針を出しても、具体的内容まで落とさないと現場は混乱するということを目の前で見れた貴重な経験だったのかもしれません。
さて、話を戻しますと、先日 羽生 善治(はぶ よしはる)将棋棋士の「決断力」という本を読みました。
この中に、
「知識を積み重ねていく中で、「知恵」に変えないと生かすことはできない」

 

という一文があります。
この文を読んで、早速知識と知恵の違いを調べてみました。

 

Knowledge:知識
知識というのは学習や実験、調査や観察などを通じて得られた事実やデータ、経験の積み重ねのことを指します。
→成分、実績、システムの使い方、検索すれば出てくるようなこと全般
Wisdom:知恵
知恵とは適切な場面で適切な知識を活用することができる能力のことを指します。

知識が事実やデータを”知っている”ことだったのに対し、知恵ではその事実やデータが起きる理由や意味を”理解している”というように、より深いレベルになります。

→自社の商品が何故売上が伸びないのか、商品を誰に向けて売れば良いのか、どうすれば LTVを上げることができるのか、など

 

思考段階としては、知識→知恵、というイメージでしょうか。

 

ハーブ4

 

知恵がある人は単なる物知りではなく、自分で考えて賢く生きることが出来ていると思います。

 

では、知恵を付けるにはどうしたらよいのでしょうか?

 

調べてみると、外資系コンサルやGoogle、Facebook等の入社試験で採用されている”ある理論”が出てきました。

 

フェルミ理論

フェルミ理論とは、つかみどころがなく調査するのも難しいような数量を、短時間でかつ論理的に概算することを指します。

ここで一問例題を考えてみましょう。
問い「日本で昨年 1年間に消費された割り箸の本数は?」

 

1分ほど悩んでみてください。

 

では答えです。

 

<回答例>

①日本の人口は約 1.3億人である

② 1世帯あたり平均3人として、約 1.3億×3 人=約 4000万世帯が日本に存在する

③そのうち働いている人は 1世帯あたり1 人と考えて、日本の労働者は約 4000万世帯×1 人=約 4000万人

④昼夜に外食を行う可能性が高いため、 1日あたり約4000 万人× 2本=約8000 万本の割り箸が使われる

⑤以上より 1年間に使われる割り箸の本数は、約 8000万本×365 日=約 292億本である

 

あなたの予想通りの答えでしたか?

 

この回答例以外にも、色々なアプローチが考えられますね。

 

 

最後に、フェルミ推定のコツをまとめます。

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1. いきなり答えを出そうとしない。
2. 求める数字をMECE(もれなく、だぶりなく)に分解する。
3. 2の数字があいまいならば、更に分解
4. 常識でチェックする。常識が最大の武器

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既存のビジネスを拡大することはもちろん、新規ビジネスを考える場合にもとても役立ちそうですね。

 

普段生活している中でも、フェルミ理論は様々な事象に当てはめて考えることが出来ます。

 

知恵を付けるトレーニングとして、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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