【薬事法・景表法事例集】WELLNESS JAPANの一件

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「がん消滅効果ある」薬事法違反で健康食品の会社社長を逮捕

9/30、神奈川県警は薬事法違反の疑いで、健康食品販売会社「WELLNESS JAPAN」(東京)社長、堀尾宗仙容疑者(66)=東京都八王子市=を逮捕しました。

同社の出していた「パーフェクトフコイダン」いう商品が、「がんを消滅させる効果がある」と医薬品であるかのように宣伝して販売したことが逮捕に至った原因です。

さすがに薬事違反だと分かりそうなものですが、このような事例が最近多いですよね。

先日の水素水のように、今までグレーとされていた部分でも取り締まられる例も出てきており、今後ますます規制が強まっていくでしょう。

科学的に証明できないフコイダン

そもそもフコイダンは、健康食品業界で古くから取り扱いがありますが、効果が保証されたことはありません
その主な理由は、フコイダンが多くの化合物の集合体であるという特徴にあります。
早い話が、身体にはよさそうだけど、フコイダンを形成する物質の中で何が有効成分なのかが分からない状態なんですね。
例えば風邪で医者にかかった時、「この薬が効きますから処方します。色々健康に良さそうな成分が入っていますが、何が効いているのか分からないんですけど」
なんて言われたら、怖くて飲めたものじゃないですよね。

フコイダンもまだそのレベルのエビデンスしか無いということです。でなければ、既に医薬品として販売されていてもおかしくはないはず。

今回の薬事法違反というのは、フコイダンのような効果が実証されていない商品を、さも効き目があるように見せかけ、消費者を騙していたとも言えます。
特にガンのような藁にもすがる思いで探し当てた人を騙すというのは、同じ健食業界人として非常に憤りを感じます。
折しも来春には機能性表示の解禁が控えています。業界関係者の中には、これ幸いに売り上げを伸ばそうと息巻いている人も多いかと思いますが、エンドユーザーも含めてWinWinでいられるような商品作りに勤しんで行きたいものです。

 

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