【コラム】子供とサプリメント①

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子供にサプリメントは必要か

数日前、このニュースの記事が目に留まりました。
日本初!森下仁丹より0歳から摂れるビタミンD液状サプリメント『BabyD(ベビーディー)』新発売

最近のサプリメントは、働いている大人だけではなく、ペットや子供までターゲットを拡げているようです。

この記事によると、近年懸念される乳幼児のビタミンD不足に注目し、0歳(生後1か月)からビタミンDを摂れる商品を開発した模様です。

ここで一つ疑問が湧いてきます、そもそも乳幼児にサプリメントは必要なのでしょうか。

確かにカルシウムが不足すると、筋肉や心臓の働きが鈍くなったり、免疫力が低下するなど、様々なところに悪影響が出てしまいます。
さらに、摂取するカルシウム量が少ないと、骨を溶かして生成してしまいます。

特に血を分けた可愛い子のためには、しっかり摂取させてあげたいというのが親の心情。

ですが、私は無理にサプリメントで補給するべきではないと考えています。

 

カルシウムの効率的な摂取法とは

まず、こちらのグラフを見て下さい。

これは厚生労働省が発表した各年齢帯の推奨摂取カルシウム量です。

男女で開きはありますが、12-14歳の頃が必要摂取量のピークのようです。

しかし、生後一年以内の場合は目安量のみの表記です。

ここで注目してもらいたいのが、推奨量と目安量の違いです。
厚生労働省は目安量を「十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合は、目安量と設定する」としています。

つまり、目安はあくまで効果を保証するものではないということですから、乳児にとってのカルシウムは、まだ効果のほどがはっきりと解明されてないということですね。

さらに、例えば食品で「カルシウム○○mg」とあったとしても、その数字を鵜呑みにしてはいけません。

なぜなら、カルシウムは摂取しても20%から40%しか吸収しかないからです。
元々、体内に吸収するのが難しい栄養素なのですが、肉類や魚類などのたんぱく質や、ごぼうや大豆などに含まれる難消化性オリゴ糖などを組み合わせて、吸収率を高めることができます。

ですが、それも乳児にとっては難しいこと。

そこで、冒頭の記事のように液状サプリとかで補給しよう!となるわけです。

しかし、サプリメントの本質はあくまで補助食品。

特に、成長期の子供にとっては、自然な食事から栄養素を摂取するべきですし、
通常の母乳や離乳食にも当然カルシウムは入っているわけで。

ということで、特にサプリメントでの補給は不要というのが私の所感です。

重要な栄養素なのは確かなので、大人の皆さんもしっかり補給しましょうね!

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