【薬事法・景表法①】ステラ漢方の措置命令から考える今後の健食業界

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ステラ漢方株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令

2014年6月13日、またもや消費者庁による優良誤認による措置命令が下されました。
「カロリストン ‐PRO‐」という商品を販売していたステラ漢方という会社です。



表示内容としては、



「えっ!?普段の食事のままで・・・!!」

「食べたカロリーを!! 今までにないダイエット」
「今までのダイエットサプリでは実現出来なかった『普段の食事ダイエット』を実現」
「たったの3ヶ月で理想の姿に!!」


等と記載することにより、あたかも対象商品を摂取するだけで、

特段の運動や食事制限をすることなく、容易に著しい痩身効果が得られるかのように示す表示をしていたんですね。


本来であれば、当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料が必要なのですが、

この会社は提出したものの、根拠とは認められませんでした。


一言で言うと、


・事実無根の表記をしたことで優良誤認に該当


してしまったわけです。


これにより、消費者庁は下記の措置を決定しました。



貴社は、貴社が一般消費者に販売する本件商品に係る表示に関して、次に掲げる事

項を速やかに一般消費者に周知徹底しなければならない。
この周知徹底の方法につい ては、あらかじめ、消費者庁長官の承認を受けなければならない。


このように命令された場合、一般的に、全国紙三紙の広告枠に謝罪文を掲載しなければなりません。



広告面ですから、一枠当たり数百万というコストがかかる上、違反した業者という認知がついてしまいます。




ブランディングが重要な健食業界において、かなりの痛手と言えます。



一番理解しておくべきは薬事法!



ですが、そもそも目を付けられたのは、このサプリメントを摂取するだけで痩せる!と謳ってしまったことに起因します。



当然、根も葉もないことを標榜してしまったのは許されることではありませんが、


仮に、「食事制限」+「運動」の要素を入れていれば、目をつけられることはなかったでしょう。



やはり一番始めに対策する必要があるのは、薬事法なのです。







どんどん厳しくなる取り締まり



業界で多くの事例を見ている人からしたら、今時「食事制限」+「運動」を入れないなんて!

と思うわけですが、個人的にはついに「グレーゾーン」にまで踏み込んできたか、
というのが正直な感想でした。


今までは業界自体で聖域的なところがあり、たとえこれらの要素が欠けていたとしても、

問題にならなかった例がいくつも散見されていたからです。


しかしながら、最近はダイエット商材に関して、イメージ写真やモニターさんの体験談などでも優良誤認が次々と摘発・指導されるようになり、


消費者庁の取り締まりがかなり厳しくなってきたな〜と思っていたところだったのです。




ステラ漢方では、
広告を作る際に、プロではなく他社の表現を参考に感覚でやっていた。
広告表現の対応を専門とする会社があることも知らなかった。

と言っており、無知がいかに恐ろしいことかが分かります。






下のような写真を見たことはありませんか?




実はこの写真のように、メジャーでウエストを測っている画像もアウトなのです。


未だに多くの企業が使っていますが、はっきり違反だとされています。
今の時代、知らないでは済まされないのです。


今回の摘発も、逆に言えばステラ漢方のおかげで、

ここから先はマズいといった線引きが出来たとも考えられます。



知見のない中小企業は、知らず知らずのうちにリスキーな選択をしているかもしれません。
あなたの会社は大丈夫ですか?





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