どうなる?サプリメントの機能性表示④

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機能性表示で売りにくくなる成分

ここからは、私の仮説になるので、参考程度に見て頂きたいと思います。

ここまで機能性表示のアウトラインについて触れてきましたが、じゃあどのような商品が売りにくくなるのか。

それをこの記事ではご紹介したいと思います。

前回の記事では、今後、ヒト試験がエビデンスというのなら査読パス論文を出せと言えばよいし、
文献がエビデンスというのなら健食成分データベースで検索すれば問題ないというように書きました。

ちなみに、日本は「動物実験論文数」では世界第二位ですが、「ヒト研究論文」になると九位まで順位を落とします。

いかに科学的エビデンスが低いかが分かるでしょう。

さて、業界の方ならご存知だと思いますが、ヒト試験で結果を出せない成分があります。
または、エビデンスを作ろうとすると、非常にコストがかかる関係で、エビデンスを取ること自体を諦められている成分があると、思い当たる節があるのではないでしょうか。

個人的には、水素酵素がそれに当たると思います。

曖昧な部分が多い水素

私も以前、水素商品には携わってきましたし、実際に摂取して、体感もありました。
原価率も低く、低リスクで始められることから、参入業者も増加し、玉石混合の状況であることも事実です。
その上でも、選び方さえ間違わなければ、体感はある素材と思います。
ですが、機能性表示が解禁されるとしたら、私は販売には賛成しかねます。
なぜなら、体内で水素が発生しているデータは数も少なく、信憑性に足るほど充実していないからです。
また、資金力のある業者はともかく、中小企業にとってヒト実験でエビデンスを取ることは、
先行投資に多額の費用をかけることを意味します。
現に、サントリーやFANCLなどの大手は水素市場に参入していません。

参入障壁が低すぎた酵素

酵素に関しては、こちらの記事にある通り、市場の酵素商品の謳い文句はウソばかりだというのが現状です。

人体には確かに消化酵素と代謝酵素がありますが、外からの摂取は基本難しいのは業界人なら常識でしょうか。

マーケティングに携わってる人は「歳を取るにつれて身体の酵素は減るので、サプリで補充しましょう」

というストーリーは売り文句としてキレイにまとまるので、売りやすいことが分かりますよね。

更に、初期原価も低く抑えられるので、企業としては参入しやすい部類に入るでしょう。

その反面、正確なエビデンスを取るのは難しく、
ヒトの体内で酵素が加齢とともに減っているという、そもそものデータすら少ないのです。

エビデンスや論文が充実していない素材は淘汰される可能性が高まります。

今回フォーカスした水素酵素だけでなく、該当する他の成分もまだまだあります。

次は、逆に売りやすくなるであろう成分をご紹介します。

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