どうなる?サプリメントの機能性表示①

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機能性表示のアウトライン

5月2日に行われた健食新制度の検討会で国が考える機能性表示のアウトラインが示されました。

結論から言うと、原点であったアメリカ型からは大きく離れたもので、私も含む関係者は非常に驚いています。

その内容とは、一言で表すと

エビデンスには医薬品規制を多く取り入れ、成分規制にはトクホの規制を取り入れる

というものです。

つまり、医薬品と同等のしっかりした根拠とトクホ並の厳しい成分のトレーサビリティが必要だということです。

規制強化につながるだけでなく、強引に医薬品規制を取り入れており、机上の空論のような状態というのが正直な印象です。

残念ながら、これでは規制緩和とは真逆の方向に向かっているように思えます。

淘汰される中小企業

上記の様なエビデンスを確保するためには、かなりのコストがかかってくることは火を見るよりも明らかです。

特に、機能性表示を行うための企業のコストが非常に重荷になります。

恐らく、ヒト実験までしっかりやることを考えると、一商品当たり約2,000千万ほどではないかと予測しています。

もちろんその他に販促費、商品原価がかかってくるので、中小企業にとってはたまったものじゃありません。

 

元々は中小企業のチャンス拡大のために推奨されてきた機能性表示の解禁でしたが、資金力の無い中小企業にとっては死刑宣告となりそうです。

政府が本当にこのまま行くというのなら、体力と資本力のある大手のみが生き残れる時代に突入していくのでしょう。

M&Aも盛んに行われ、業界再編が進みます。

で、外資系も含めどんどん収斂されていくのが目に見えるようです。。

これじゃあ、企業間競争も盛り上がらないってものですよね。

今後、新たな方向性は示されるのでしょうか。

あまり期待しないで見守りたいと思います。

 

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